Carte Bleu(銀行カード)がスキミングされて1500ユーロの被害
2011年9月頃。
まだフランスに住んでおり、旦那と結婚するすぐ前の頃のことです。
フランスはカード無しでは生活できないと言っていいほどのカード社会です。
日本だったら小銭で買うようなものも、Carte Bleu(日本で言うデビットカード)で買い物をします。
だから現金が無くても別に焦りはなし。
でもカードを忘れて家を出ると結構焦ります。
3-4ユーロのランチを買うのもCarte Bleu、カフェでもCarte Bleu。
どこでもCarte Bleuなのです。
日本では考えられないかもしれないけど、そのカードのスキミングがヨーロッパでは結構頻繁にあり、被害にあう方が多数います。
旦那もその被害に遭い、1,500ユーロも誰だか知らない人に使われていました。
旦那の特徴は、、、とっても優しいけど、それくらいにマイペースで抜けぬけです。
抜けぬけなので自分の口座をチェックするという行動にはなかなか結びつきません。
そんななので、少しずつ自分のカードがスキミングされているという事実に気付くのには2か月近くかかりました。
ある日銀行から電話があり、"Vous avez touché le plafond"と言われてやっと本人が気付いたのです・・・。
(私は内心、その前に気づけよ!ぼけ!と突っ込みいれてました。)
スキミングの可能性がかなり高かったので、すぐに銀行の担当者にカード利用の停止(Faire Opposition)をお願いしました。
後日、銀行から利用詳細が送られて来てチェックしてみると、スーパーのAuchanで100ユーロほどの買い物があったり、SNCF TGVで往復チケット150ユーロ分使われていたり、どっかのカフェで2-30ユーロ使われていたり。
いきなり、がっ!っと使われていなかったからなかなか気付かなかったのかもしれません。
取りあえずどれが不正に使われていたのかマーカーでハイライトすることに。
そして計1,500ユーロ近く使われていたことが判明したのです。
それを銀行にも教えるのと、警察書に行って被害届を提出。
こんなこと日常茶飯事あるので警察も慣れっこです。
警察では旦那は2-30分程で事情を説明して紙を貰って戻ってきました。
被害届を銀行に持って行ってあとは保険で降りるらしいとのこと。
いくら位おりるのか本人も分からない。
銀行もこういったことには慣れっこなのでしょうね。
被害届を銀行に提出してから数週間で全額戻ってきてました。
被害にあった1,500ユーロ、保険でカバーされてました。
私も新婚早々本当ひやひやしました。
こいつ、大丈夫かーーー!?っと。笑。
旦那だけではないです。
結婚する前に一緒にルームシェアしていたシェアメートもある日銀行から「最近南アフリカにご旅行に行かれましたか?」と・・・。
もちろん、「行っていません。」と返事をしたら、
「あなたのカードはスキミングされている可能性高いです。」と。
南アフリカからスキミングを試みたみたいでしたが変に思った銀行がそれをストップしたようです。
その後彼女はOpposition(利用停止)をし、新しいカードが届くまでに1か月近くかかってました。
カードが使えなくて本当困ってましたが・・・。
フランスは本当多いですよね。
カフェでスキミングされたのか、レストランなのか、どっかで行ったお店だったのか。
絶対自分のカードを目から離さないようにしないといけないようです。
このような被害に遭わないようにするには絶対に自分の前でカードを切らせる、定期的に自分の口座のチェックが必要不可欠ですよね。